イラストレーターというソフトを使っているのですが、それで箏譜を作ったら便利よなーと思っていて。 数年前から何回かやってみてるのですが、ようやく使いやすい数値のができてきました。 (でもまだ実用的ではない。w
なぜこれを作ろうかと思ったかというと。
普通、箏譜を作るときは、既成のサイト様(たとえば邦楽wikiさん)から、白紙の枠つきのものをDLして使わせてもらうと思います(ほんと便利でありがたいですよね!
しかしながら、性分といいますか全部自作してみたくてですね・・・w
ちなみに、私のPCは、箏譜を作るために設定されている変換。
「11」→「斗」
「12」→「為」
「13」→「巾」
…と変換するように単語登録してありますw
休符は、
「q」→「〇」「△」、
トレモロも
「tr」→「~」です。
(入力はすべて全角入力で変換)
外字登録で△に黒丸とかの記号入れとけばもっといいのかもだけど。
PCで楽譜清書するときは、こういう準備しておくと、とても便利おすすめ。
作ってみたイラレデータ。
フォントサイズ20ptで、一拍一音なら行間40pt、一拍二音が20pt,平体75%、四音で10pt・平体40%で枠にきっちり入ります。
行間指定なので、フォント自体の持ってるあれこれに多分影響を受けないんだと思う・・・これが一番きっちり規定の範囲にハマるかなと。
外枠のアピアランスは、フォントの「線」を「形状に変換」で数値指定、巾15mm 高さ226mm。(これくらいだとB5サイズに少し余白を持てる。
さらに追加した「線」を「形状に変換」で一本の横線にして、高さの1/4とか1/8とかで複数回の複製かける&長さ調節するとか、そういうので内側の区切り(小節・拍)をつけました。
あとでサンプルをDLできるようにしておきますね。
もしかしたらイラレ触れる人がいるかもだし。
私のやり方だと、数字を入力していく→自動で枠がついてくるのですが、ひとつだけ問題が。
どうも文字列の中央を座標として認識するらしく、規定文字数をスペースを使ってでも埋めないと、枠と文字の頭がそろわない。
このへんはまた調べてみないと分からないけど、ちょっと使い勝手が悪いです。座標の位置を右肩に移動させられたっけ・・・
パーツとして一行ずつ作って、それをそろうように配置するのも面倒。w
しかしながら、「五線譜を箏譜に変換する」という作業自体は、自動化ができていないので、そこをなんとかできたら。
上記と組み合わせたら爆速で箏譜が作れるのに。
だれかプログラミングできるひといないかな?w
それと、Wordで縦書きで総譜を作るときのデータ。
下枠(5パート)の枠を用意しました。
枠は、曲に合わせて、Excelで外枠だけ作ってもいいかな。もしくは、邦楽wikiさんからDLしたテンプレートを借りて使っても。
合奏の時に総譜が作ってあると、各楽器毎の楽譜を全部開いてチェックとかしなくていいから早い。
でも手書きでそのまま自分の楽器の楽譜に書き込むと、あまり余白のない尺とか大変そうだし、どうやったら簡単便利に手間暇省いて、練習に時間を使えるようになるかなと。
PCで作ってたら、音名だけアルファベット入力すればいいとき、繰り返しとか別パート同音とかコピペでいけて早いので。
で、Wordの「背景画像」として設定。
そこから、余白と行間・文字の間を調整して、作っていきます。
この辺も背景の枠によるので、設定を調整しながら。
私の自作の枠、5パートのもので打ち込んでみた図。
童謡「ちょうちょ」を適当に配置してみました。
このワードデータを紛失してしまったのですが、設定メモだけ旧ブログに残っていたので(偉いいな私)、メモしておきます。
これでいける保証はないです。w
・用紙サイズ:A4
・余白:上 16mm 右 14.5mm
・文字方向:縦書き
・文字数:行数指定
・行数:20行
・行送り 25.5pt
・フォントサイズ:18pt
・フォント詳細:文字間隔 2.5pt
用紙サイズはA4で作ってあるんですけど、A4→B5に指定して印刷すればB5でもできます。
背景用の枠をDLできるようにしておきますね。↓
【注意】DL素材に関しては、上記「規約」に準じた運用をお願いします。
(無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。データを第三者に渡すことは禁止です(「再配布」にあたります)。共有するときは、ページのURLをコピペしてお渡し下さい。)
Word関連 参考:
アルファベットの縦書きについて→
「アルファベットの縦書き」初心者のためのOffice講座
Wordの背景にテクスチャとして枠の画像を敷くやり方→
「背景に色や画像を設定する」 Tipsfound
Wordの平体のかけかた(8分音符とかにする)→
すぐに使える! Word文書作成テクニック 11 文字幅と文字間隔(1)
パート変換用・調絃早見表2種。
三絃・尺譜 ⇔ 箏譜・十七絃譜の、突き合わせ準備用の用紙、変換早見表として。
奏者の調達ができないとき、指定外のものに楽器を変更してしまう手もありますw
弾きやすさは考慮されていませんので、やりにくいことにはなるかもしれないです。
総譜の準備用にもいいかもしれないかも。という。
こちらは、音名を枠に合わせて並べたものがセットになるので、位置調整するだけで作れるはず。
調絃によって、スタート位置を変えるだけでいいので、尺と三絃の場合は。上のような変換表で三絃⇔尺はできます。
尺の使用を、何寸にしたらいいのかも、目安が付けられ…る…?この辺よく分からないのですが。
難しいのは箏⇔三絃・尺とか…
全パート変換用 早見表
一応、全パートいけるかも表を作ってもあるんですけど、実用性はどうかな…?
三絃・尺は、半音刻みで、五線譜に近い音の並びをしているのですが、箏は配置の音が飛ぶので、絃の音を順に書き取って、並べる必要があります。
そこは手書きの方が早いかもしれない。
画像の例は、箏:平調子、三絃:本調子(DGD) にとってみました。
三絃、音域かぶる場所があると思うんですが、合ってるかな…;w
これを元に、パート変換の楽譜を作ってもいいし、総譜も作りやすくなるかな?
箏曲のアレンジも、三絃バージョンとか出来るようになると思う。
こちらも、上記の同じPDFのページ内に一緒に入れたので、使えそうなら。
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